言葉は
久々に本をゆっくり読みました。
「言葉は」とネットで検索すると、
言葉ははかない
言葉は刃物
言葉はいらない
言葉は動く
など、いろいろ出てきましたが。
『言葉』について、普段あれこれ頭で考えることはあるけれど、本を読んだり改めて調べたりすると、自分の狭い知識や経験だけでは辿り着けない答えというか感覚みたいなものを得られたりするから、やはりおもしろいですね。
読んだ本はこちら。
●「自選 谷川俊太郎詩集」
岩波文庫2013.1.16発行
P325より引用
目次
『シャガールと木の葉』
(集英社 2005)
言葉は
言葉は種子
いにしえからの大地に眠る
言葉は新芽
赤ん坊の唇に生まれる
言葉は蕾
恋人たちの心にひそみ
言葉は花
歌われて大地に開く
言葉は枝
風にのって空をくすぐり
言葉は根っこ
ほのかな魂の闇にひろがる
言葉は葉っぱ
枯れて新しい季節にのぞみ
言葉は果実
苦しみの夜に実り
喜びの日々に熟して
限りなく深まる意味で
味わい尽くせぬ微妙な味で
人々の心をむすぶ
この写真は、本とは関係ありません。
うるま市にある勝連城趾にて今年1月に撮ったものです。
☆Live『うみとつき vol.1』
2014.6.18(水)19:00~
ライブハウスモッズ (沖縄県北谷町美浜)
詳細→
☆こちらをぜひクリック
関連記事